本帰国引越しに伴う、荷物整理を乗り切るコツ(日本編)

本帰国関連

本帰国引越しに伴う荷物整理には、不用品の処理、エアー便/船便、スーツケース/手荷物に分けてパッキングなど「アメリカで行うもの」と、エアー便/船便/トランクルームに預けていたモノの荷ほどき、新生活に必要なモノの購入など「日本で行うもの」があります。

前回の「アメリカ編」で無事に日本へ帰ってきました!今回は、「日本編」としてその後についてお話したいと思います。

日本編のコツはただ一つ。「焦らない、慌てない」。これのみです。

引越し日が決まっているアメリカでの準備と違って、日本へ帰国してしまえば片づける時間がたっぷりあります。焦って収納用品を買ってしまったり、生活に必要だからと在庫のある家電で済まそうとすると、後で後悔することになります。またしばらくは日本で生活することになるのですから、本当に必要なモノをそろえたいですよね。

何しろ、ここはホームです。実家や古くからの友人など頼れる人も多いので、とにかく「焦らない」!じっくりゆっくり生活環境を整えていきましょう!

帰国3日後:トランクルームに預けていた荷物が戻ってくる

海外赴任の際、もともと所有していた家具/家電、赴任先では不要の本や服など、たくさんの荷物を海外へ持っていかずにトランクルームに預けているケースが多いと思います。海外赴任者へのサポートとしている会社が多いですよね。

いつまでもトランクルームに置いておくわけにはいきません。この後アメリカからのエアー便、船便とどんどん荷物が届くのでその前に片づけをスタートできるよう、新居の引き渡しが済んだあと、まずはトランクルームに預けていた荷物が戻ってくるよう手配しておきましょう。我が家の場合は、帰国後3日目に荷物を届けてもらうようにしていました。

TVや冷蔵庫、ソファなどを配置すると一気に生活環境が整ってきます。全部で66箱戻ってきたのですが、中には古い携帯や壊れた雑貨など、なんでわざわざトランクルームに3年も預けていたんだ..というモノも。3年も経てば、家族も増え、考え方も変わり、モノへの執着も変わって当然ですね。要らないものは捨てる/売るに仕分けます。ここで軽く逆カルチャーショックですが、日本はゴミ捨ての区別が厳しい。まぁこのご時世でアメリカが単に緩いだけだとは思いますが汗 燃えないゴミやリサイクルは指定日まで待って捨てましょう。売れるものはメルカリ利用がお勧めですよ!

コツその1

まずはトランクルームに預けていた荷物を新居へ入れる

帰国7日後:足りない家具・家電を購入

生活する上で足りない家具・家電を確認し、この期間に購入します。我が家はアメリカへ引越しする際に、古くなっていた洗濯機、レンジ、ベッドを思い切って処分していたので、大型電気屋やネットで購入しました。

ここで、冒頭に申し上げた「焦らない!」にまつわるエピソードをお伝えしたいのですが、電気屋にて洗濯機を選んでいた時のことです。アメリカ生活ですっかり定着した衣類乾燥のついたドラム式洗濯機が絶対欲しいと考えていたものの、新居洗面所のスペースの問題で設置ができる商品がないと1軒目では言われました。洗濯機は生活必需品だし早く購入したいし、それならば仕方ないと普通の縦型洗濯機を買おうとしたのですが、直前でやっぱり別の電気屋さんにも聞いてみようと。2軒目では、一度下見に伺います、それで設置できるかどうかお伝えします、とのこと。下見して設置が可能だとしてそれから配送となると、どう考えても洗濯機がないまま生活が始まってしまう。。でも、せっかく買うなら納得したいという気持ちが勝ち、待つことにしました。

結果、今現在ドラム式洗濯機で乾燥までできるとても快適な生活を送っています。あの時焦って決めなくて良かった!!(洗濯できない期間は数日ありましたが、なんとかなりました!)

コツその2

焦らず納得できる家具・家電を選ぼう!

帰国10日後:エアー便が届く

帰国10日後には、エアー便が届きます。ここにはキッチン用品や食器、夫のスーツ類などがあります。フライパンや包丁、お皿にお箸があれば、やっと生活ができますね。ここまで揃って、実家から手荷物とスーツケースを全て新居へ移し、家族3人の新生活が始まりました。

食器類は業者の方が全て丁寧に梱包してくださったので、緩衝材のゴミが大量にでます。ただ、段ボールや緩衝材の回収は1回のみなのです。全ての箱をあけるまでは家じゅうに段ボールやプチプチなどがあり、とても邪魔でいらいらしてしまいますが、そこでもう一度、「焦らない!」です。なかなか部屋が片付きませんが、段ボール類は端にまとめてなるべく見ないようにし、全部荷物を出し終えたらまとめて業者の方に持って帰ってもらいましょう。ただし、回収日は依頼の電話を入れてから「5日後」などに指定されるので、荷物出しの目途がたったら先に手配の連絡だけはしておくことをお勧めします!

コツその3

段ボールや緩衝材の回収は、依頼の連絡後数日かかるので事前に手配の連絡をしておく

帰国10日~1か月後:細かい生活用品を購入

新居での生活が始まると、あれこれ細かい生活用品や収納グッズが欲しくなります。食材ストック用のケースや、書類をまとめるファイル。ちょっとした物干しに突っ張り棒など。ニトリやダイソーへ何度も通いました。ここで、安いからとりあえず買ってしまえ!とせず、きちんとサイズを測り、使いやすいアイテムを購入するようにしましょう。収納グッズなどはぎりぎりサイズが合わなくて使えなかった。。となっては、また不用品が増えるだけです。

最近は百均ショップもネットで商品詳細を見れるので、事前にサイズを確認することもできますよ。私はよくインテリアや整理収納のブロガーさんの記事を参考にしていました。特に下記が信頼しているブロガーさんです。

コツその4

百均アイテムこそきちんとリサーチしてサイズの合ったものを!サイズが合わないものはゴミ化するだけ。

帰国1ヵ月後ごろ:1回目の船便が届く

ここで、1回目の船便22箱が届きます。2か月半も前に発送したものでもはや何を入れたか忘れがちですが、2軍の子供のオモチャ、2軍の食器、季節外れの洋服、捨てられないけど読んでいない本、手元に置いておきたいサイズアウトしたお洋服など、クローゼットに入れっぱなしにしていたようなものです。なので、これはそのまま棚やクローゼットへ押し込みました。*オモチャだけは息子が大興奮で、2軍→1軍に昇格です笑 ここでも、焦らず全て空にできたら段ボール回収に来てもらいます。

帰国2か月半後:2回目の船便が届く

待ちに待った船便2回目です!とはいえ、この頃にはもうすっかり日本での生活も落ち着いているので、今さら何が届くんだ、せっかく綺麗になってスッキリしたのにやめてくれ、、という状態。それでも36箱しっかり届きました。開けていくと、あぁ、そうだコレ着よう、とかこれ使おうというものがたくさんあり、やはり必要だから送ったんだと過去の自分に納得。

アメリカから唯一持って帰ってきた家具、シングル用のソファを見た時はとても嬉しかったです。これは息子が生まれた時の授乳用に購入したもので、その後も読み聞かせをしたり、一人で座って窓から外を眺めたり、息子の赤ちゃんの頃やアメリカでの思い出がいっぱい。日本の新居に入るか不安でしたがやはり、持って帰ってきて良かった!

全てクローゼットにしまい、部屋に配置し、段ボールと緩衝材を引き取りにきてもらって、やっと、やっと全ての荷物が片付きました!帰国2か月前から始まった大規模引越しもやっと幕を閉じます。海を渡る引越しというのは本当に大変です。子連れだとなおさら時間がかかります。

でも、何度も言いますが、日本へ戻ってきたあとは焦らない!新生活に慣れること、子供のお世話、夫へのフォローがまずは大切です。ゆっくりじっくりでいいので、隙間時間を使いながら無理のないように片づけていきましょうね!

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