アメリカ 幼児用市販薬(風邪・熱)

フロリダ生活

2020年ももうすぐ終わろうとしていますね。先日大掃除をしていたところ、いつの間にか使用期限の切れた薬がいくつか出てきました。アメリカで購入して使っていた幼児用の薬です。帰国後は日本の小児科で処方された薬を使っていたのですっかり存在を忘れていました。

当時の記憶がよみがえり懐かしい。アメリカの小児科の制度や薬のことが分からなくて苦労したなぁ。。

本日はちょっとした記録用に、幼児向け薬(主に風邪薬)の紹介をします。

アメリカの小児科で薬をもらうには

そもそも、アメリカでは「風邪」ぐらいでは病院には行きません。保険の問題や高額な医療費に加え、そもそも病院へ行くということが習慣化されていないという点があるからです。それは幼児でも一緒。

ある日、鼻がグズグズして明らかに風邪症状がある息子。病院に問い合わせましたが、「風邪ならひとまず自宅で様子を見てください。どちらにしろ1歳の子に飲ませられる薬はありません。」と来院を断られてしまいます。

私たちが通っていたところは電話対応をしてくれる常駐ナースがいるので、専門知識のある人が対応してくれるのはいいのですが、最初は「えっ診察してくれないの?」とびっくりしました。でも確かにむやみやたらと病院へ行くものでもないですよね。枕を背中にあてて鼻水が詰まらないように工夫したり、加湿器で喉を潤わしたりしてなんとか乗り切るのが一般的です。

それでも何日も症状が良くならなかったり悪化してきたらやっと来院の予約が取れます。

ドクターから風邪の診断。じゃあ薬が貰えるのかな、と思っていたところ、「この薬だから。薬局で自分で買ってね」と手書きで薬名が書かれた紙を渡されます。

え、、市販の薬なの!?

と、初めての時はずいぶん驚きました。わざわざドクターに診察してもらったのに、結局は市販の薬を買うように言われるなんて…。

抗生物質や咳止めシロップなんかはドクターから処方箋をもらい処方してもらいますが、いわゆる一般的な風邪、熱ぐらいだとこんな感じです。アメリカ人はみんな薬局の市販の薬を常備薬としてストックしておき、とりあえずドクターに頼らず自分たちでなんとかする精神の人が多いですね。

アメリカ滞在中よく利用した幼児向け薬

鼻がグスグス、風邪かなと思ったら【Claritin】

写真はたまたまサンプルがあったのでドクターから直接もらうことができたものです。正規品はもう少し容量が多いかも?

とりあえず風邪かな、と思ったら鼻水といったアレルギー症状を抑えてくれる抗ヒスタミン薬が入っているものを飲めばいいとのこと。パッケージには2歳からとありますが、ドクターに相談した上で2歳より前から少量で服用していました。

肝心の効果は・・?うーん、あんまり変わらない涙

薬を飲んだ後もいつまで経っても、鼻水ぐずぐずしてましたね。本当に気休め程度に飲んでいました。グレープ味なので抵抗なくそのまま飲んでいましたよ。

熱が出たら、、定番の【TYLENOL】

熱が出た時はこれです。アメリカで定番のタイレノール!これは何となく効いた気がします。同じく2歳以上とありますが、ドクターに相談した上で少量で2歳前から服用していました。

2歳を過ぎたら飲める風邪薬【Dimetapp】

2歳を過ぎた頃、ドクターに「やっとこれ飲めるから!絶対すぐ効くよ」と言われたのがこちら。パッケージには6歳以上となっていますが、ドクターに指示された量に減らして服用していました。

これがけっこう効く!!!しかも、”Nighttime”の方には睡眠を促すような成分が含まれているとかで、よく眠ってくれました。風邪の時って、鼻がつまったり咳が出て夜中何度も起きてしまうのが辛いですよね。そんな時は本当に助かりました。

番外編:大人向け睡眠導入剤【メラトニン】

幼児向けではありませんが、こちらも出番が多かった睡眠導入剤です。

アメリカなど時差のある国と日本を行き来していると、夜の睡眠が上手く取れず、日中もぼーっとしてしまいますよね。

そんな時に助けてくれたのがこちら。夜寝る前に飲めば朝まで起きることなく寝られて、あっという間に時差ボケ解消を手伝ってくれます。

母親が日本から遊びに来てくれた時や、夫が日本出張から帰ってきたときによく助けられていました。

以上、アメリカの小児用市販薬をご紹介いたしました。

容量・用法は必ず主治医の指示を仰いでくださいね

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