本帰国してやりたかったこと【保険の見直し】

生活の知恵

海外赴任から戻ったらやりたいと思っていたことの一つ。

「保険の見直し」

我が家の場合、アメリカ赴任中に私が専業主婦になり、息子が生まれ、家族の形がガラッと変わりました。にも関わらず、保険は結婚当初(8年前)の共働き子無しの設定のまま。

帰国後1年経ってやっと担当のライフプランナーとアポを取り、収支バランスやもしもの時の備えに過不足がないか確認する機会を設けました。今回のミーティングを通して改めて大事にすべきだと思ったポイントがいくつかあるので、シェアさせていただきたいと思います。

コロナ禍なので、今回はZOOMオンラインでミーティングしてもらいました!

保険見直しステップ0:現状確認とアポ取り

現在、夫が1件、私が3件保険に入っています。毎年「契約内容の確認」の郵送物が届きますが、アメリカ赴任中は実家に転送されていてきちんとチェックしていませんでしたし、保管場所もバラバラでした。

まずはそれらをきちんとまとめ、最新のものだけ残して要らないものは破棄します。

現在加入中の保険

夫:貯蓄型終身保険+医療保険がセット(保険料:¥18,000/月)になったもの

私:掛け捨て医療保険(保険料:¥2,200/月)、貯蓄型終身保険(保険料:¥4,500/月)、投資型終身保険(払い込み済み)

終身型保険に入るメリットとして、ライフプランナーの担当者がついてくれることがあげられます。携帯に連絡先が残っていたので、とりあえず電話をかけてみる…。

〇〇さんお久しぶりです!アメリカから帰国しました!(郵送物の転送のことがあるので赴任前にお知らせしていた)

色々状況が変わったので一度お話したいです!

お帰りなさい!アメリカはいかがでしたか?早速ミーティングの日取りを決めましょう

何かあった時や今回のように見直しをしたい時に、連絡できる担当の方がいてくれるととても安心だと改めて感じました。

ミーティングは以下の通りに進みました。

保険見直しステップ1:新しい情報にアップデート

まずは基本情報のアップデートから始まります。

  • 住所、電話番号
  • 子供の年齢
  • 最新の年収(手取り、天引き、財形、ボーナスなど細かく聞かれるので事前確認必須です
  • 貯蓄額
  • 月毎の支出項目と金額(事前にエクセル等でまとめておくと時間短縮になります

私は、事前に行った「夫婦のお金会議」で少し資料を作っていたので、それが役に立ちました。当日ミーティングの場で、あれこれ明細を確認しながら話を進めるととても時間がかかってしまうので、できるだけ事前に準備をするのがお勧めです

このアップデートがきちんとできていないと、必要な時に連絡が取れなかったり、いざという時に備えが足りなかった!なんてことになります。

引越し、転職、子供の誕生など、何か環境が変わった際は必ず情報を最新にアップデートしてください!

保険見直しステップ2:人生プランを考える

次に、今後の人生プランについてライフプランナーの方から色々と質問されます。

  • マイホームはいつ頃欲しいか
  • 車は買い替えるか、どんな車種にい乗りたいか
  • 子供はもう一人考えているか
  • 妻は仕事復帰するか
  • どのくらいの頻度で海外旅行へいきたいか
  • 子供は私立、公立どちらで考えているか
  • 何歳まで生きたいか……等

これを、現在の年齢から予想存命年齢まで細かく年表に書き出していきます。正直言って、、、とても面倒くさかったです!笑 特に、「何歳まで生きたいか」という質問には何と答えればいいか分からず、やや投げやりに「とりあえず平均寿命で書いてくだされば大丈夫です」と答えてしまいました。

でもこの一見やりすぎに見える作業のおかげで、生涯に渡ってどれだけ支出があるかの総支出が予想できるのです。我が家が一番気になっていたのはやはり学費。インターを選択したので毎年の学費がとてもかさみます。それを今回きちんと見える化したことで、おおよその総額が分かりました。

面倒でも、一度人生を書き出してプランニングするのは必須です

保険見直しステップ3:収支のバランスを確認

先ほどの年表に、収入の値も入れていきます。現在、我が家はサラリーマン夫のお給料のみで生計を立てています。私が今後1年以内に、起業やパートで月に10万稼ぐというのを目標にしており、それも考慮した上で収支バランスを見てもらいました。

やはり学費がとても高いのですが、このままのペースで夫が稼いでくれ、私の収入が見込めるようであれば、とりあえず家計がマイナスになることはない、と太鼓判を押してもらえました。

息子がそれぞれ、小学校、中学、高校、大学の入学のタイミングや、車の買い替えなど大きな出費が重なるところは限りなくプラスマイナスゼロに近づきますが、それでもなんとかマイナスを回避して人生を送れるでしょう、と。

少し安心しました。同時に、頑張って稼いでくれる夫に感謝の気持ちも芽生えましたし、私の目標収入に向けてのモチベーションも高くなりました。

やはり、こうやってきちんとお金の出入りを管理して見えるようにすることで、明るく楽しい未来が描けて夫婦円満、家族円満につながると感じました。

面倒くさかったり、話しずらかったりしますが、ここは是非重い腰を上げて取り組まれるのをお勧めしますよ!

保険見直しステップ4:万が一に備える

しかし、先ほどの収支バランスが上手くいくのはあくまでも年表上の話。予想外の出来事で収入が一時期ストップしたり途絶えてしまう場合だってあります。そんな万が一に備えるのが「保険」です。

人生の三大支出と呼ばれるのは、「子供の教育費」、「マイホーム」、「老後」だそうです。万が一何かあった際にも、この三大支出に耐えられるライフプランになっているか、確認した方が良いですね。

私が専業主婦になり子供が生まれたので、全体的に少し手厚い保障に増やすことにしました。

万が一①病気(三大疾病以外)やケガで入院・通院

夫婦とも医療保険に入っているので、これでカバーできます。現在は、入院日数が減り通院に早期に切り替える傾向があるので、必要であれば入院よりも通院に重きを置くプランに変更しましょう。

女性は婦人科系の疾患が気になるので、50歳ぐらいまでは女性特有の病気をカバーする特約を続けた方がいいとアドバイスされました。

万が一②三大疾病にかかった場合

ここが一番気になっているところでした。三大疾病とは、がん・脳梗塞・心筋梗塞を示すのですが、日本人の死亡原因の最も高い割合を示しているところです。

私の終身保険は、三大疾病と診断された場合にまとまった保険金が出るタイプなのですが夫は違いました。年齢とともにここのリスクが高まってくると思うので、健康な今のうちに備えておこうと思います。概算で¥4~5,000/月ぐらい保険料が上がります。

万が一③就業が継続できなくなった場合

治療期間など一時期就業ができなくなった場合でも、お給料を保障してくれる保険があると教えてもらいました。これは保険会社というよりも、勤め先の各企業内に保険プランを設けていることが多いようで、夫の会社でも取り扱っていました。給料の60%保障、80%保障などプランによって掛け金が異なるのですが、そんなに高いものではなく¥1~2,000台/月程度とのこと。

これがあれば、仕事がしばらくできなくても治療に専念できるのでとても安心ですね。この「収入保障」タイプの保険もあれば入っておくといいと思うので、我が家も夫に加入手続きをしてもらいます。

保険見直しステップ5:専門的アドバイスにより賢いプランを選択する

万が一を考えた時、じゃあアレも入ろう、コレも入っておこう、そうじゃないと不安!という状況に陥ってきます。もちろん備えはあればあるだけ安心ですが、それだと月々の掛け金が増えて今の生活を楽しめなくなってしまいますよね。それは避けたい。

そこでやはりライフプランナーの方からのアドバイスがとても重要です。

例えば、健康保険の高額療養費制度。日本人はみな社会保険に加入していますが、月の医療費がある一定の金額を超えると国から助成金をもらえます。ですので、その助成金を超える自己負担の部分を保険で賄うようにすればいいのです。全額分に備える必要はないんですね。知りませんでした。

また生命保険にもいくつか種類があり、その時々の状況によって、フルで備えるよりも少し保障内容を抑えて保険料を下げるという方法もあります。いかに少ない掛け金でどう安心を買うといいか、ベストな方法を専門的に教えてくれます。

ライフプランナーの方のアドバイスをもとに、自分の人生に合わせた賢い選択をしましょう。

まとめ:保険は入りっぱなしでは意味がない

以上、我が家がライフプランナーさんと実施した保険見直しについてステップごとにご紹介しました。

ただ単に契約内容の確認をするだけでなく、今後の人生プランや目標、生涯収支の見える化など、やることは多くありました。また無駄に多く保険に入りすぎないように、最適なプランを選ぶ必要があります。恐らく私たち夫婦だけでは分からないこともたくさんあり、大切なことが漏れてしまう可能性があったと思います。

もし保険やライフプランについて相談できる担当者がいない場合は、こちらのサイトから無料相談できますよ。専門的なアドバイスがもらえると安心ですので、是非チェックしてみてください!

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