夏真っただ中!多くの学校が先週あたりから続々と夏休みに突入し、街中や公園も一気に人手が増えたように思います。
一方でインターナショナルスクールはスタートが早く、6月中旬ごろからすでに夏休みに入っています。約2か月間と長いインターの夏休み。各家庭はどのようにこの夏を過ごしているのでしょうか?
前回のインターあるある【持ち物編】に引き続き、本日は【インター生の夏休みの過ごし方編】をお届けします。

インター生は夏休みはけっこうバラバラになります。
- インター入学を考えている
- 共働き家庭のインターの夏休みの過ごし方の選択肢を知りたい
- 国際交流が好き
インター夏休みの過ごし方①:通っているインターのサマープログラムに参加する
長い夏休み、さてどうしよう。特に共働き家庭の場合は、預け先に困ってしまいますよね。
そこでまず選択肢にあがるのが、サマープログラムです。すでに通っているインターで行われるので、子供は何の違和感もなくそのまま通い続けます。預ける親も安心ですね。期間は1週間~4週間ほどで各家庭の都合で選べるようになっています。毎日朝9時~15時半まで通常時間と同じスケジュールで預かってくれます。
肝心の内容は、クラフトや実験などの探究心を育てるもの、スポーツなどの身体能力を鍛えるもの、音楽やダンスの表現力を磨くものなど多岐に渡ります。通常の授業のようなお勉強は無く、体験型のプログラムが多いです。動物園への遠足も含まれています。
サマープログラム終了後、まだなお1ヵ月続く夏休み。そこで旅行へ行ったり家族の時間を作る家庭が多いです。
インター夏休みの過ごし方②:自国へ帰る
外国人ファミリーの生徒が多いインターならでは。長い夏休みを利用して、自分の国へ帰って家族や地元の友達と過ごすこのパターン2を選択する家庭はとても多いです。
私たちの周りでも、去年はコロナ禍真っ最中でほとんどの外国人ファミリーが日本に残りましたが、今年はみんなけっこう帰っていますね。しばらく会えていなかった家族との再会は、こちらまで嬉しくなるニュースです。
ヨーロッパやアメリカは到着後の自粛期間がもう設けられていなかったり、屋外でのマスク着用の義務もなかったりするので、自由に地元で楽しんでいる様子がLINEで送られてきます。日本とのコロナ対策の違いも感じたりします。
日本へ帰国時は14日間の自粛期間が必須なので、新学期の2週間前に戻ってきて自宅でしっかり休み、自粛明け後に新学期をスタートできるよう調整しているようです。
インター夏休みの過ごし方③:別機関のプログラムに参加する
ちらほら聞くのが、普段通っているインターとは別の機関のプログラムに参加するというものです。
前から気になっていたスクールがあれば、サマープログラムだけ参加することで雰囲気を知ることもできます。子供も親も、新たな発見があるかもしれません。
また、水泳やサッカーなどスポーツスクールが開催している合宿や夏期講習に参加するパターンもあります。いつもとは違うコミュニティで自分の好きなことや得意なことを伸ばすいい機会ですね。
インター夏休みの過ごし方④:日本の小学校に参加する
少数派ですが日本の公立小学校に参加する家族もいます。インターが夏休みに入るのが6月半ば。日本の一般的な小学校が夏休みに入るまでは約1ヵ月ほどあります。その短期間のみ、日本の公立小学校へ編入するというものです。
日本在住で住民登録をしていれば、日本の小学校へ通うことができます。
普段インターで過ごしていると、なかなか日本の学校の雰囲気を味わうことはできません。短期間ではありますが、日本文化、日本教育の中で日本のお友達と過ごせるのはいい機会ですね!
親としては、あまりの環境の違いに馴染めるか心配な面もありますが、子供って案外すんなりと適応していくものです。
英語を忘れてしまうかもしれませんが、インターが始まればまたすぐにキャッチアップできるものと割り切り、むしろこの期間は日本語力を磨きたいという家庭にピッタリです!
インター夏休みの過ごし方⑤:2か月間夏休みを楽しむ
最後は、どこにも行かず参加せず、2か月の長い夏休みを思いっきり楽しむパターンです。
付き合う親は大変ですが、子供はたくさんの時間を大好きなパパやママと過ごせて喜ぶでしょうね!スケジュールを立てて市民プールへ通ったり、お家学習で平仮名マスターを目標にしたり、ただダラダラ過ごしてしまわないように、計画を立てて工夫しているママさんもいます。
子供が小さいうちにしかできない貴重な夏休みの過ごし方です。お仕事の都合がつく場合はいいですね!
我が家の場合:パターン①に参加してみて
夏休みが近づくと、みんなどうやって過ごすの?とソワソワ質問し合ったりします。
我が家の場合はパターン①で、通っているインターのサマープログラムに4週間参加しました。理由は下記の通りです。
- 4歳児と2か月間べったり一緒は色んな意味で勇気が出なかった(笑)
- 息子がスクールが大好きで機嫌よく通っていたので、サマープログラムがあるならそのまま継続で通いたいと自然に思った
- 事前に知らされたプログラム内容が面白そうだった
- 私の仕事(現在のパート先は自宅勤務に切り替え可能ですが、2か月間ずっとリモートだと出来ることがかなり限られてしまうので避けたかった)
参加して良かった点はずばり、息子の工作意欲が抜群に上がったこと!


息子はどちらかというとアクティブ派で、椅子に座ってじっくり何かを作るということは少ない方でした。でも毎日サマープログラムでたくさんの工作物を作ることで、色々とアイディアを得たようです。
持ち帰った作品はどれもカラフルで、形も様々。釘で打ち込んだ凝ったものだったり、タイダイ染めだったり、音が鳴る楽器だったり。家庭では(私では)出来ない作品をたくさん作ることができました。息子のクリエイティブ心はさぞかし育てられただろうと思います!(大量の作品をどこに保存するかは悩みどころですが…汗)
デメリットをあげるとするとやはり、高い…。私のひと月で稼げるパート代の2倍以上します。値段が理由で別の選択肢を選ぶ家庭は多いです。我が家もけっこう悩みましたが、上記で述べた理由から参加を決めました。
あともう一点特徴として挙げると、参加ファミリーは日本人が多いです。というのも、自国へバケーションで帰っている外国人ファミリーが多いので、必然と日本に残っている日本人ファミリーの参加率が高くなります。
今年はまだコロナ禍でどこも行けないですしね。「旅費」と思って、サマープログラムへ参加する日本人が今年は多いようでした。



4週間あったサマープログラムも終わってみるとあっという間!
というわけでサマープログロムも終わり、我が家も夏休みに突入です!リモートワークや夜の作業で上手いことやり繰りしながら、息子と一緒の夏休みを楽しみたいと思います!
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