異文化交流が大好き、海外生活が性に合っている、もっと海外に住みたい!というタイプの方にとっては、夫の海外赴任に帯同する駐妻LIFEというのは本当に幸せで有意義な生活でしょう。

こんな生活が永遠に続けばいいのに・・。
でも必ず訪れる本帰国。帰国が決まると、「きっと日本へ帰ったらどっぷり日本に染まってしまって海外生活のことなんて忘れてしまうんだろうな・・」という焦りや不安が海外志向の駐妻さんには出てくると思います。
でも大丈夫です!日本に居ても国際感覚を維持する生活はできます。私は実際に、毎日何かしら英語を使い、休みの日は外国人の友達と出かけたり、一緒に習い事をしたりしています。ただ、こんな生活は待っているだけではやってきません。自らインターナショナルな環境を作る必要があります。
今回は、私が帰国後1年半の間に実践しているその方法をお伝えしますね。
初めに:日本のグローバル度はどんな感じ?
まず2020年現在、日本はどんな状況でしょうか?私が住んでいるのは関西阪神エリアの都市部ですが、2016年に海外赴任帯同で日本を離れた時と比べ、圧倒的に外国人ファミリーを見る機会が多くなっています。休日の公園やスーパーへ行けば、必ず1組や2組は外国人ファミリーに遭遇します。
外国人だけでなく、日本人でも英語を話す親子を見かけます。お母さんが子供に向かって「It’s an airplane!」や「We have to go, sit on a stroller」などど英語で話しかけているのを見かけることが多いなと感じます。
街中には、インターや英会話教室の看板をそこかしこに見つけられますし、英語教育に力を入れている家庭が飛躍的に増えていると分かります。
それだけ、日本に住む外国人が増え、海外志向の日本人が増えているということです。そこに自らも飛び込んで交流していきましょう!今の日本にはそういったチャンスがあります。
インターナショナルな環境を生み出す方法:インターへ通う
劇的にインターナショナルな環境で過ごす時間が増える
子供がいる場合、帰国後の教育にインターを選択すると劇的に状況が変わります。大きな選択なのでむやみに勧めることはできませんが、少しでも気になる場合は見学や体験ができるのでやってみてください。我が家の体験談やインターに決めるまでにやったことは下記記事で紹介しています。


我が家は、帰国後3か月間はすっかり日本人としての生活を送っていましたが、息子がインターへ入学したのを境に劇的に環境が変わり、親子共々グローバル感覚を磨くことができています。
PTAなど学校行事に積極的に関わる
インターへ入学をしたら、是非積極的に学校行事に参加してください。特に、PTAメンバーになるのはお勧めです。毎月ある定例PTAミーティングの中では国際色豊かな意見が飛び交うので、その場はまさに海外。日本にいることを忘れます。

ハロウィンやクリスマスなど色んな国の習わしを意見交換します
PTAの活動を通してママさんたちと仲良くなり、友達になりますよ。学校の様子を知ることもできるのでとても楽しいです。
学校以外でも付き合える友達を作る
PTAに参加しなくても、クラスのお友達ファミリーとは是非学校の外でも遊ぶようになりたいですね。グループLINEを作って、交流会やお茶会など企画していきましょう。学校だけの付き合いではもったいないです。
現在はコロナ感染のことのあるので、休日に外の公園で集合してサクッと遊んで解散というパターンが多いです。学校の外でパパも一緒に交えて遊ぶと、より一層親交が深まり、家族みんなで国際感覚を養うことができます。
インターナショナルな環境を生み出す方法:外国人コミュニティに入る
外国人を受け入れている教室や習い事
ジムやヨガなどたくさん教室がありますが、中には英語を話せる講師がいます。そういった講師には外国人の生徒が多いので、自然と国際色豊かなコミュニティができています。なので、何か習い事をしている、またはしたい場合はそいういった講師を選ぶのもいいです。
私は週に1回、ママ友グループのみんなで英語を話せるコーチのエクササイズに通っています。また息子も週に1回、英語を話せるコーチにサッカーを習っています。スポーツを通して楽しみながら英語を学べるだけでなく体力づくりにもなるし、一石二鳥ですよ。
外国人と交流するボランティア
地域のボランティアを探してみましょう。「〇〇(住んでいるエリア)+外国人(または異文化交流)+ボランティア」と入れて検索すると、お住まいの地域の活動を知ることができます。
外国人に日本語を教える、日本での生活をサポートする、子供のお世話をするなど、ボランティアとしてそういったコミュニティに参加することができます。定期的に参加することで、自分の居場所ができ、また外国人ファミリーの方から感謝されますよ。
ここで重要なのは、「今までとは逆の発想」。
海外赴任帯同中は、自分が外国人として海外に住んでいました。外から受ける新しい習慣や考えに刺激を受け続けた生活だったでしょう。しかし今後日本にいると、ただ住んでいるだけではそのような刺激を受けることは難しいです。
そこで、今度は自分が刺激を与える側になって外国人と接するのです。日本の文化や言葉を日本在住の外国人に教えてあげるととても喜ばれますよ。日本人として強みを活かしながら外国人と交流することで、とても有意義な時間を過ごすことができます。
インターナショナルな環境を生み出す方法:自分で作る
コミュニティを立ち上げる
先ほど述べたような、日本の文化やライフスタイル、言葉を発信する場を自分で作ってしまうこともできます。対面のコミュニティを作ることもできますし、SNSを使って文章や写真で発信することもできます。
それを自らのライフワークにしてしまうことで、自分でインターナショナルな場を作っていくことができます。難しく聞こえますが、自分の好きなことなので思っているより簡単に、スムーズに異文化交流コミュニティを立ち上げることができます。
海外志向の元駐妻さんにとって、英語を使い、外国の文化に触れ、国際感覚を養い続けることは楽しくて仕方のないことです。日本に住むと、待っているだけではなかなかそういったことを感じる機会ってないです。でも上記のような方法で自分で掴みにいくことはできます。自分が思っているよりも案外日本にも外国人ってたくさんいて、外国人コミュニティが存在します。帰国後は是非探してみてくださいね!
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