息子がインターに通いだして1年経ち、子供同士だけでなくママ同士もすっかり仲良くなりました。毎日のようにLINEで情報交換し、昔からの友達のような付き合いをしています。
でも初めからそうだった訳ではありません。会話の輪に入るのに怖気づいたり、英語に自信がなかったりしました。振り返ってみると、いくつかの行動がきっかけで仲良くなれたんだと思います。
本日は、私が思う「外国人ママ友と仲良くなる方法」を3つお届けします。外国人ママ友ができてもなかなか仲良くなれない、もっと一緒に遊んでみたい、とお悩みの方に是非読んでいただきたいです!

公園やスーパー、日本の幼稚園でも外国人ママさんやパパさんをよく見かけるようになりましたよね。インターでなくとも、外国人ママ友を作るチャンスはたくさんあります!
外国人ママと仲良くなる方法:PTAに参加する
息子の通うインターは幼稚園~小学校までの一貫教育で、同じ校舎を利用しています。
学年度の始まりに決めるのが各クラスのPTA。うちのクラスは当初6名のみの生徒で、その中には昨年度からPTAに参加していたベトナム人ママさんがいました。彼女から、「昨年PTAは〇〇に取り組んだ。私はもう1年PTAをやりたいと思っている。できればもう一人PTAになって一緒にやってくれると助かる」という趣旨の説明がありました。

うーん、興味あるけどできるかな、どうしよう、どうしよう・・
と、悩んでいるうちに、フランス人ママが手を挙げました。あら・・埋まっちゃった。でもPTAになれば学校のことも知れるしママ友もできるかも!やっぱり私もやってみたい!と、思い切って私もやりたいと手を挙げました。
これはインターにいいところかもしれませんが、6人クラスにPTAが3人もいることに誰も疑問を持たず、むしろ先生も「私は積極的な両親に恵まれてラッキーなクラスだわ!」とおっしゃってくれました。結果、PTAの仕事を頂き、最終的に12人まで増えたクラスのParents代表として活動することができました。
PTAになれば、毎月の定例ミーティングで他の学年のママさんとも顔を合わせます。だいたい、外国人ママ:日本人ママ=7:3の割合です。
外国人はしっかり自分の意見を言いますし、とにかく積極的に関わろうとします。1年を通してハロウィン、クリスマス、お祭り・・と何かとイベントありますが、「私は〇〇を準備する」、「じゃあ私は△△を買いに行くね!」といつもみんな協力的です。
そんな組織に所属していると、自然と自分もその波に乗ってイベントごとに自分の力を発揮しようと頑張ります。そのみんなの頑張りがより良い学校環境を作り、達成感が絆に繋がります。協力して乗り切ることで自然と外国人ママさんたちと仲良くなりました。
PTAに限らず、学校行事や運営で保護者ができる仕事はたくさんあるので積極的に参加してみてください。きっと学校に自然と居場所が出来て、外国人ママさんたちと仲良くなれます。
外国人ママと仲良くなる方法:共通の習い事をする
学校以外の場で子供抜きで会える機会ができると、ぐっと距離が近づきます。例えば、ともに学び、成長できる「習い事」を一緒にするのは、仲良くなるとっておきのツールです。
外国人ママはエクササイズが大好きで、ランニングやジムなど一人でできる運動のほか、ヨガやベリーダンスなど教室へ通っている人が多いです。
趣味が合えば、どこか一緒に通うことをお勧めします。習い事であれば毎週、毎月など定期的に顔を合わせるようになりますし、お互いの自己成長しているポジティブな場なので自然と会話も弾み、一気に距離が縮まります。
私は、外国人ママ友の勧めでボクササイズのレッスンに一緒に参加してみました。エアロビ+ボクシングの動きでとにかく激しく体を動かしていくのですが、これがとてもいい!!汗をかくのも気持ちいいですし、ペアになってパンチし合うのも楽しくて面白いです。
この習い事を通して、定期的に会うようになりましたし、体をシェイプアップするという共通の目標も共有できるので、とても仲良くなりました。
何でもいいので、何か一緒に楽しめる共通の習い事ができると最高ですね。
外国人ママと仲良くなる方法:日本文化を教える
忘れがちではありますが、外国人ママにとって日本は「外国」。私たちにとっては常識でも、外国人ママにとっては言葉、習慣、何をとっても初めての知らないことばかりなんです。
そんなママたちは、日本のことをもっと知りたいと思っていて、その機会を常日頃から探しています。
特に、「和食」については勉強して作れるようになりたいと考えているママさんがとても多いです。「和食」は世界で「washoku」と紹介されるほどヘルシーで美しい料理だと認識されています。毎日献立を考えるママさんがそんな和食を家族に作ってあげたいと心に秘めているのです。
しかし、実際に作ろうと思うと、調味料は何を選べばいいの?どこで買えるの?お米はどのブランドがいいの?と分からないことばかり。
実は機会があり、外国人ママ友数人に和食のレクチャーをしたことがあります。そこで知ったのは、、
醤油ぐらい持っているだろうというのは「思い込み」。調味料は全てゼロから揃えなければいけない!
日本人にとって当たり前の、「醤油は3種類ぐらい常に冷蔵庫にある」「ダシについて」「各おかずはそれぞれ小さなお皿に盛りつけて配膳する」「メインとサイド(一汁三菜)を準備する」ということは全く知りません。
日本に住んで3年のベテランママさんもいるのですが、知る機会がないままきたのでやはり何も分からない、醤油すら持っていないとのこと。
でも確かに、自分自身のアメリカでの3年の駐妻生活を振り返ると、パーティー等で手料理を頂く機会はあっても、アメリカ人主婦が毎日どんな献立を考えて作っているかは知りませんでした。
料理の先生やプロフェッショナルに習いたいわけではなく、そういう日本人の「日常」を教えてあげるととても喜ばれます。私の冷蔵庫には何が入っているか、便利グッズでこれを使っている、など普通の日本人の主婦ママのライフスタイルそのものが興味の対象になっているので、ありのままの日本人ママの姿を見せてみてください。興味を持ってくれ、距離が縮まります。
学校で何か役割を得て、他の外国人ママさんと協力して積極的に関わる
学校以外の場所で、子供抜きの共通の趣味や習い事をする
日本の文化(特に和食)を自分なりに伝えていく
外国人ママと仲良くなれば、日本にいながらでも国際感覚を忘れることなく英語を使う機会も維持できます。私は外国人ママ友の存在のおかげで、日本にいながら海外で暮らしているかのような感覚を持っています。お互いの文化を知ることは楽しいですよね!
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