本帰国後、日本でできる英語教育【すぐ実践~本格的なものまで5選】

英語教育

アメリカに住んでいると、友人とのお喋り、流れてくるラジオ、目に入ってくるサインは全て英語。自然と英語に触れることができる環境でした。

日本へ帰ってくると当たり前ですが、ありとあらゆるものが日本語となり、英語に触れる量は一気に減ってしまいます。

せっかく英語に慣れ親しんだ子供が、あっという間に英語を忘れてしまわないか心配ですよね。世界共通語である英語にはできれば強くなって欲しい…というのが親の願いです。

今回の記事では、普通の日本人夫婦の我が家が、帰国後どのようにして子供の英語教育に向き合っているかご紹介します。主に0歳~5歳の乳幼児向けになります。帰国後の英語教育が不安な方に、ぜひ参考にして頂きたいです。

大切なのは、その環境づくりと考えます。日本で出来る子供の英語教育について、一緒に考えましょう!

こんな人にお勧め

本帰国後、子供に英語を忘れて欲しくないとお考えの方

0歳~5歳に向けた英語教育に興味がある方

早期英語学習に興味がある方

はじめに(参考) 我が家の帰国時の英語使用状況

ちなみに、我が家の帰国時の状況は下記の通りです(2019年5月)。皆さんのご状況と比べていかがですか?

:海外経験3年、TOEIC705、今回の赴任で一生懸命英語を習得。英語ミーティングも数多くこなす。家庭では100%日本語

:海外経験5年、TOEIC865、昔から英語が好き。外国人ママ友と毎日遊んでいた。家庭では100%日本語

息子:海外経験2.5年(アメリカ生まれ)。喃語時代が長かったが、2歳を過ぎた頃から急に言葉が出始める。moon, this, broken, blue, ouch!など英語の方が多かった

私たち夫婦はいたって普通の日本人家庭で育ち、英語習得については自分たちで勉強してきました。

アメリカ滞在中、息子の語学教育に関して特に意識することはなく、自然に任せていたノンビリ母さんでした!

【帰国後の英語教育】すぐ実践~本格的なものまで5選

英語でアニメ!ディズニーチャンネルを契約

帰国後まず導入したのが「ディズニーチャンネル」。赴任中、取り入れているご家庭も多いと思います。うちもアメリカではほぼ毎日英語での視聴が日課だったので、日本でもそのまま続けられればと思いすぐに調べました。

英語でディズニーチャンネルを見るには、下記のいくつかの方法があります。

ひかりTV
J:COM
スカパー
eo光 など

ご自身の携帯キャリアやインターネット通信とセットでお得になるプランや、住む予定のマンションが契約している業者など、それぞれの状況で選択することになると思います。

赴任前から3年も経つと、格安スマホやら動画見放題やら、プランがありすぎてそれらを比較するだけでも頭が痛かったです。

我が家は夫が色々調べてくれ「J:COM」に決めたのですが、いざ連絡をして通信状況を調べてもらったら対象外のマンションと言われてしまいました。

再度検討し、「ひかりTV」で無事契約できたのですが、帰国後すぐに動き出したにも関わらず実際に見れたのは帰国してから3週間後でした。

帰国後すぐに見たい方は、帰国前から業者やプランの選定を進めておくことをお勧めします。

肝心のチャンネル内容ですが、アメリカで見ていたものは全て英語で視聴できています。(CM中は日本語になります。) 日本語の題名が少し違うのも面白いですね!

  • Puppy Dog Pals – 「パグパグアドベンチャー」
  • PJ Masks – 「しゅつどう!パジャマスク」
  • Doc McStuffins – 「ドックはおもちゃドクター」 など

新しいエピソードもちゃんと更新されますよ。

業者選定にはこちらのサイト(ディスニーチャンネル公式HP)を参考にしました。

図書館フル活用。帰国後も気軽に英語絵本を読み聞かせ

帰国前にできるだけ英語の絵本を購入しておこうと考えられる方も多いと思います。でもただでさえ荷物の多い海外引越し。たくさん絵本を持って帰るのは難しいですよね。

でも大丈夫!数は少ないですが、日本の図書館で英語の絵本が借りられます。

私も帰国後1か月ほど経った頃にふと「図書館」の存在を思い出し、息子と出かけました。アメリカの図書館の読み聞かせクラスでよく目にした”Goodnight moon”を見つけて、懐かしさで親子ともテンションがあがります。

児童館にあるような小さな図書室では英語絵本の取扱いがなかったので、大きめの市立図書館で探してみてください

私たちがよく行く図書館では、英語書籍は大人向けも子供向けもまとめて海外コーナーに置かれていました。幼児コーナーに置いていないこともあるので、図書館のスタッフの方に確認するといいですよ。

図書館をうまく活用し、できるだけたくさん英語の読み聞かせをしたいですね。

*日本で英語の絵本を探すなら、下記の多読絵本セットがお勧めです!

「ホームシアター」で耳から英語を学ぶ

幼児向け寝かしつけ用ホームシアターがあるのをご存じですか?

子供が大好きな短編ストーリーの映像を寝室の壁や天井に映し、コンテンツは機械が読み上げてくれるものです。

動く絵本Dream Switch(ドリームスイッチ)

なんと言っても注目は、ネイティブスピーカーによる英語で物語を聞くことができることです!!これがあれば、毎晩本物の英語を聞きながら眠りにつくことができます。

日本と世界のお話30種バージョンでは、お馴染みの「あかずきん」「うらしまたろう」「ピノキオ」など有名な童話が豊富に入っています。これが英語で聞けるなんて嬉しい!

おすすめポイント
  • ネイティブスピーカーによる読み聞かせ
  • 30話の豊富なストーリー数!
  • 物語以外に、童謡(13種類)や言葉遊び(19種類)のメニューもあり飽きない
  • 同じストーリーで英語/日本語の切り替え可能
  • 寝ころんだ姿勢でリラックスして話に集中できる
  • 親が楽できちゃう^^

楽しすぎてなかなか子供が寝たがらないのがデメリットです笑 始める前に、「今日は3つ選ぼうね」などと数を決めておくのをお勧めします。

*詳しい商品レビューはこちらから

これ英語でなんだっけ?すぐに調べるクセをつける

アメリカにいた頃からやっていたのですが、分からない単語や別の言い回しで伝えたいと思ったときに、「その場ですぐに調べる」クセをつけることです。

息子も3歳ごろから「調べる」という事を理解しており、分からない単語があるときは「英語でなんて言うかな?」と一緒にチェックしています。

ただ、うちの場合はスマホやタブレットを見るとYouTube見たい!の主張が激しくなってきたので、それを回避するため単語を調べるときは「電子辞書」を使っています。

今や翻訳アプリが充実しているので長らく電子辞書は使っていなかったのですが、息子が引き出しの奥から見つけてきてパパのパソコンみたいだと喜んでいるので息子専用にしました。音声機能で発音も一緒に確認します。これでYouTube問題は解決です!

大切なのは、「親子」で意識することです。

帰国後に英語に触れる機会が減ったのは親も同じ…。自分自身の英語力向上のためにも、「これ英語でなんだっけ?」と思ったときは積極的に調べましょう。

親が英語を勉強し続けている姿というのは、「英語教育」に最も重要だと思います!親が一生懸命取り組んでいることは必ず子供にも影響します。

本気で英語教育を考えるなら。インターナショナルスクールという選択

子供にとって家庭の次に大きな環境は、「学校」です。親元から離れ、先生やお友達とどのような環境でどう過ごすか。それが人間形成に与える影響はとても大きいです。

結論からいうと、うちはインターナショナルスクールを選択し、親子とも大変満足しています。

色々迷うポイントはありました。

・入学金、授業料が高い
・日本の幼稚園+英会話スクールで十分ではないか
・インターとはいえ、結局日本人の生徒ばかりかも?
・通園が大変そう。車または電車での送り迎え必須

その疑問をひとつひとつクリアにしていき、夫婦の考えも一致。2019年8月からインターのプリキンダーガーテン(幼稚園の一つ下)をスタートしました!

どのようにスクール選びをしたか、気になる授業料や学校の仕組みなど、詳しくは別記事で紹介しています。

帰国後にインターナショナルスクールでの教育をご検討されている方に、是非参考にしていただければと思います。

今はコロナで休園になっています。

帰国後1年経って..英語スキルはどうなった?

さて、以上のことを取り入れ、アメリカから帰国後も親子で真剣に英語に向き合ってきました。ちょうど帰国して1年経った今(2020年5月)、それぞれの英語スキルはどうなったでしょうか?

:帰国後も、仕事で英語ミーティングや海外からのお客様アテンドなどを数多くこなす。使用頻度は減ったが英語力はキープしている。家庭では100%日本語、息子の知っている英単語は英語を優先している。

:帰国後、全く英語を使う機会がなくなったが、息子のインターが始まってからは積極的にママ友を作りイベントにも参加している。2020年3月に異文化交流コニュニティーを立ち上げ、ライフワークとして取り組んでいる。家庭では100%日本語、息子とは無理のない範囲で英会話を楽しんでいる。

息子:ぐんぐん英語スキルが伸びている。ちょうど2歳半以降、言葉の爆発期に入りまずは日本語が急激に増える。それと同時に英語も増えていく。インター入学後は、週3回4時間を英語環境で過ごしている。

息子は数えきれないぐらいの英単語を知っており、私が教えていない単語や文章も知らない間に増えています。家庭学習とインターのおかげだと思っています。

例えばこんな感じ..
  • “How are you?” “I’m fine.”のやり取りができる
  • “What’s the weather?”の問いに、”Sunny”,”Rainy”,”Cloudy”と選択して答えられる
  • コケそうになった時、”That was close!”と英語が先に出る
  • 数字や色は英語のほうが強いかも?

この調子でいけば日本にいながらでも英語は学んでいけると思っています。

実際には、英語をツールとして国際感覚をもって広い視野で物事を見られるようになるということが、語学そのものよりも大切だったりします。(その辺りもインターを選んだ理由につながります)

以上、今回の記事ではフロリダに3年住んだ元駐妻が、本帰国後に取り入れている英語教育5選を紹介いたしました。

少しでも参考になれば嬉しいです。

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