本帰国後ずっと気になっていた、携帯業者を見直すべきか問題。
というのも、私は携帯を持ち始めた頃からずっとdocomoユーザーで特に疑問を持たないまま使い続けており、夫の海外赴任帯同中も解約することなくそのままにしていました。
3年間海外に住んでいた間に、日本では月額使用料の安い格安スマホのプランがぐんと増えてCMや広告をよく見るように。
2019年5月に帰国して1年。やっと業者を見直そう!と決意して先日実行しました。本日はその経緯をまとめてお話します。
docomoからワイモバイルへ乗り換え:格安スマホとは
私が携帯を持ち出したのはかれこれ20年ほど前…。当時は携帯業者と言えばdocomoかJフォン(現ソフトバンク)、セルラーグループやツーカー(現au)という選択肢のみでした。
そして、当時はSIMフリーという概念がなく気軽に携帯業者を変更する機会がありません。一度docomoと契約したら、なんとなくずっとdocomoのままにしている方も多いのではないでしょうか。
そんな中、2015年に日本でも本格的に始まった「SIMフリー」化の影響で、現在使用している携帯番号や機種をそのままに気軽に好きな携帯業者に乗り換えることが可能になりました。通信業界で一気に競争が激化します。そうして出てきたのが格安スマホです。
格安スマホには、ソフトバンク系の「ワイモバイル」、au系の「UQモバイル」などの大手キャリアの子ブランドを始め、楽天モバイルやLINEモバイル、DMMモバイルなど現在かなりの新規企業が参入しており合計100社以上あります。選ぶだけでも大変ですね。。
コストのかかる独自の回線を持たずに大手キャリアの回線を「借りて」通信サービスを提供するため、一般的に大手より費用を抑えられるとうメリットがあります。
docomoからワイモバイルへ乗り換える理由
料金が安くなるとは言え、携帯業者を変えるのはややこしそうだし面倒くさそう。。そんな重い腰をあげて業者見直しに踏み切ったのには理由がありました。
docomoを使う理由がなくなった
初めて携帯を持ったのは高校生だったので、その時の世帯主である実父名義で携帯を契約しました。家族割があったり利便性がよかったりするので当然家族全員docomoという状況。その後独立しても家族割があったのでそのまま私名義に変更してdocomoを使い続けていました。
しかし、私がアメリカに滞在中に父も母も妹もdocomoユーザーを辞めていたのです!”旧家族”解散!という感じ。夫はアメリカ赴任を期に携帯そのものを解約しており、帰国後はインターネットとセットで安くなるワイモバイルと契約しています。

人生、ステージごとに色々環境も変わるもんだ。そういうタイミングで携帯業者を見直す人が多いんだろうな
家族割のうまみがない以上、あるのはdocomoへの愛着のみ・・。私も見直そうかなと思い始め、実は半年ほど前に一度docomoショップへ足を運びます。そこで言われたのが「2年縛り」の残期間がまだあり、期間内に解約すると違約金約1万円が発生するとのこと。2020年6月末で契約が切れると確認したので、それまでは待つことにしました。
docomoとワイモバイルの料金比較
そしてやってきた2020年6月。夫がすでにワイモバイルにしていたので、業者選びは悩まなくて済みました。「私もワイモバイルにして、夫と家族割にする!」と結婚後8年経ってようやく”新家族”体制へ。
docomoとワイモバイルの料金比較は下記の通り。(税抜き価格です)
docomo | ワイモバイル | |
料金プラン(月額) | ギガライト 3,980円 | Sプラン 2,680円 |
データ使用料 | 3GB | 3GB→4GB |
国内通話料 | 家族間通話無料 家族以外への通話30秒あたり20円 | 10分以内かけ放題 |
データ使用料:専業主婦になって、家の外で携帯をいじることがほんとに少なくなりました。(以前は通勤途中の電車でよくネット利用していた)。自宅はwi-fiですし、カフェやスーパーでもwi-fiを使用できるケースが多いので、データ使用料は3GBあれば十分です。(コロナ自粛中は1GBもいかなかったです。)
国内通話料:家族や友達とはLINEで通話を済ますようになりましたが、小児科・美容院の予約や、滅多にありませんが幼稚園への緊急連絡などでやはり国内通話が発生します。病院とのやり取りで時間がかかる時もあるので、ワイモバイルの通話10分以内何度でもかけ放題は有難いです。
ワイモバイル特典:
- データ使用料が1年間4GBまで無料でアップグレードになります。
- 新規割で半年間は700円引き
- 家族割:最大500円引き*
- おうち割インターネット:最大500円引き*、電気:100円引き
*家族割とおうち割(インターネット)はどちらか一方のみの適用になるそうです。
家族の誰かと依存する家族割よりインターネットのおうち割の方が自由度が高いのでこちらを採用することに。(結局夫とは家族割なし・・!笑)プラス、電気も夫がいつの間にかソフトバンク電気に変更していたので、こちらでも割引が◎
月額2,680円ーおうち割(インターネット)500円ーおうち割(でんき)100円=2,080円で、そこから半年間は新規割があるのでー700円=1,380円に!!
docomoからワイモバイルへ乗り換え手順
私の行った携帯業者変更の手順を簡単に説明します。
まず一番最初に、最寄りのワイモバイルショップへ電話し、docomoユーザーであること、夫がすでにワイモバイルで契約していること、その他インターネットも契約しているので割引があるか確認したい等、問い合わせを入れました。
色々説明があったのですが、とりあえず免許証だけ持って来店してください、そこで全てお話します、というスタンス。じゃあということで、その日の午後にアポを取りお店に行きました。(待ち時間を減らすために、アポ取りはお勧めします!)
今回の場合は「のりかえ=MNP(ナンバーポータビリティ)」という手続きになり、事前にdocomoに「MNPしますよ」とお知らせする必要があります。それによって、現在の携帯番号をそのまま継続使用できるようになります。自分でdocomoに電話してやるやり方もありますが、ワイモバイルの担当の方がカウンター越しに私の携帯を使って簡単に手続きしてくれました。

その際、My docomoへのログインが必要になるので、ログインIDとパスワードを思い出しておいてください!
さて、いよいよワイモバイルの料金プランの説明!という前に、ソフトバンクに変更しないか、という説明(営業?)がありました。ワイモバイルショップには2種類あるみたいで、純粋なワイモバイル専用のお店と、ソフトバンク内にワイモバイルも入っているタイプのお店です。私が訪問したのは後者の方で、店内にはソフトバンクのポスターや料金案内があちこち貼られていました。
だからかは分かりませんが、なんとなくソフトバンクに引き込もうとしてくる。。お姉さん曰く、機種変更も合わせて検討するなら、ソフトバンクがキャンペーン中で最新のiPhoneがお得に買える、半年後にワイモバイルに切り替えることができる、ということ。一瞬いいかも!と思ったのですが、冷静に考えるとソフトバンクだと月々の基本料金はdocomoと大差なし&今すぐに機種変する必要なし。
さっさとワイモバイルに切り替えた方が、月々の使用料を下げられるという「本来の目的」を達成することになるので、そこは丁寧にお断りしました。
モバイル業界の現場は競争ばかりで、常に様々なキャンペーンや営業トークが満載です。やり取りする際には、本来の目的をしっかり見失わないことが大切だな、と感じた一面でした。。
その後、先ほど述べた通りのワイモバイルの料金プランや初月は別途3,300円の事務手数料がかかるなどの説明があり、諸々必要な手続きを終えることができました。
いつの間にか担当がお姉さんからお兄さんに代わっていて、お兄さんがその場で私のiPhoneからdocomoのSIMカードを抜き、新しいワイモバイルのSIMカードを挿入。1分ほどで無事にワイモバイルの電波をキャッチしたようで、晴れてワイモバイルユーザーになりました!
持ち物
1.免許証かそれに代わる身分証明書
2.インターネットのおうち割を適用するためには、インターネット契約の名義人の夫と私の関係を証明できるものが必要でした。今回は保険証に夫の名前があったので、それで対応してくれました。そういったものがない場合は、委任状が必要となり別途持っていく必要があります。
3.でんき割に関しては保険証では対応できないとのことで、後日夫の署名入りの委任状を持参することになります。
その他ポイントまとめ
dポイントが余っていたら使い切ろう
MNP手続きをしている最中に、dポイントが270残っていることが発覚。たかが270、されど270…。結局捨てきることができず、一旦中断してすぐ近くにあったローソンに走る。270円分のお茶とお菓子をゲットしてスッキリすることができました。dポイントが残っていないか、残っている場合はせっかくのポイントなので使い切ることをお勧めします。
半年間も待つ必要なかった・・
半年前にdocomoに問い合わせた際に「2020年6月30日まで2年縛りがある」と説明があったので、7月1日からは新しい業者にしないとまた新たに2年縛りが始まってしまうと考えた私は、6月30日にワイモバイルに足を運びました。
しかしこれは勘違いで、実際には6月30日を過ぎないと縛りが終わっていない、MNPは「予約」ができ、予約から15日間有効でその間に業者変更すれば新たな2年縛りなどは発生しない、というものでした。
つまり6月30日の解約はまだ違約金約1万円が発生するのです。それじゃあ意味ないので翌日以降近い日取りで出直そうと思ったところ、さすが競争激化のモバイル業界。「今日(6月30日)手続きしてくれたらそのdocomoさんへの違約金、弊社で負担します」とのこと。出直すのも面倒だったので、そのまま手続きをお願いしました。
てことは、、半年も待つ必要なかった!!半年分、月額の差額分損をした気分になってしまいました。



ちなみにワイモバイルは縛りがないので、いつでも違約金なしで解約可能です!
電波に問題なし!
料金が安くなるのはいいけど、引き換えに電波が入りにくくなるのではとの懸念がありました。でも使ってみて2週間ちょっと。全く気になりません!!むしろ、docomo時代より繋がりやすくなっているのは気のせいでしょうか・・?
料金が安くなって、電波も問題なし!思い切って携帯業者を変えてよかったです!
今になって思います。面倒くさいなと思っていた業者見直しですが、実際にやったことはワイモバイルに電話して来店しただけ。後は必要なことは全てやってくれるので簡単にできました。なんとなく携帯代高いな~、海外赴任から戻ったしこの機会に見直そうとお考えの方、是非ご検討ください!
来店が難しい場合は、ネットでも簡単に手続きできます。こちらのサイトで今キャッシュバックキャンペーン中なので、お得に変更できますよ!
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