インターに通って2年。どんな変化がある?気になる英語力は?

インター

インターへ通い始めて2年経つと、子供たちはどんな学校生活を送っているのでしょうか?友達や学校の環境にもすっかり慣れ、外国人の友達ができたり、英語もスラスラ話せたりするのでしょうか?

我が家の4歳息子もインターに通い始めて2年が経ちました。コロナの影響もあり、イベント事はほぼキャンセルですが、それでも毎日元気に通うことができていて本当に感謝です。本日は、インター(幼稚園)に2年通った我が家の様子についてシェアします。

こんな人におススメ

インター入学を迷っている

幼稚園児のインターでの英語スキルUPが気になる

国際交流が好き

小さい子供がいて英語教育に興味のあるママ

インター2年目:英語スキルの向上

英語環境にいた時間を計算

では気になる英語スキルから見ていきましょう!まずは英語環境にいた時間を計算します。

ちなみにインター1年目は合計324時間(13.5日)でした。

2年目はどうでしょうか?

  • 2020年8月~2021年6月:登校日179日 × 6.5時間 = 1163.5時間
  • 2021年6月~7月:サマープログラム登校日20日 × 6.5時間 = 130時間
  • 合計1293.5時間

約54日間、英語漬けの環境にいたことになります。2か月弱ぐらいですね。1年目と比べ、約4倍の長さになっています。今年はサマープログラムにもフルで参加したので、学校で過ごす時間はとても長かったと思います。

ただ、それでも2か月弱なんだ~。少ないの?どうなの?という印象ですね。費用を考えると2か月短期留学した方が安上がりになるのではという計算が頭をよぎりました…。

インターvs留学で比べられるものではないのは承知の上ですが、なんせ費用を考えるとどうしても思っちゃうよね…

英語スキルは?

1年目格段に伸びた英語スキルですが、2年目も格段に伸びています。

最近の息子の英語スキル
  • 外国人の友達と英語で会話をしている。"Can I use this?"、"Your mom is calling you"など
  • 必要であれば、自ら外国人ママ(他人の大人)にも英語で話しかける。"I need a spoon"など
  • アルファベット大文字A~Zが書けるようになった
  • 相手によって日本語と英語を使い分ける

まだまだ短い文章ばかりですが、外国人のお友達には英語で話しかけています。文章が作れないときは何とか単語を繋げて伝えることで、意思疎通しているようです。「英語を意思疎通のツール」として使おうとしているのが分かります。息子が一番英語を使う相手は、外国人のお友達です。

あと、これは日本語にも言えることですが、家族以外の大人にも自ら発言できるようになっていることにとても成長を感じます。質問をされたら自分で答えを考えて返事をする。5歳を目前に、この会話のキャッチボールのスキルがぐんと伸びたように感じます。

言語の使い分け
  • 親戚が「ねー、英語喋ってよ~」と要求しても、恥ずかしいのか面倒くさいのか話しません。「〇〇って英語でなんて言うの?」の質問には、例え本当は知っていても「分からない」と答えていますね。相手によって言語を使い分けています。
  • 私にはたまに英語で話しかけてきます。日本語・英語両方OKと認識している人には、気分によって英語が出るようです。
  • お出かけの準備が整うと、"Ready to go~!" と言ったり、プールでは"Let’s dive in water!"と張り切ったり、独り言が英語で出ることもあります。
  • 日本語の文章の中に英単語が混ざる、いわゆるルー語が多い。できれば日本語と英語は分けたいなと思っている…

とは言え、母国語は日本語であり、スクール以外の日常はほぼ(99%)日本語で過ごしています。

インター2年目:取り巻く環境への順応

日本と外国の概念がよりはっきりと

4歳児の成長って凄まじいもの。ただお母さんに付いていただけの時期から抜け出し、自我のしっかりある立派な一人の人間へ。よりはっきりと自己と他者の違いを理解できるようになります。

インターでは、自分とは異なる国籍が存在することにいち早く気づくことになります。自分は日本人、〇〇くんはスペイン人、〇〇ちゃんは韓国人のママがいてドイツ人のパパがいる。というように、世の中にはたくさんの国があって人それぞれで違う、ということが理解できるようになります。

息子も、クラスメートの誰がどこ出身で何語を喋る、というのをよく説明してくれます。多国籍の環境をすんなり受け入れていますね。

本人については、「ぼくは日本人で日本語と英語を喋る」と説明してくれます!

息子と日本語と英語の関係

クラスで一番仲がいいのは日本人の男の子です。やっぱり同じ母国語の方が楽ですし、気が付けば日本人同士隣にいる、というのが自然なのでしょうね。

ちなみに学校のルールでは、外遊びの時は日本語OK、教室に入ったら英語Onlyになっています。(日本人として日本語でのコミュニケーションスキルも磨いて欲しいので、外遊びでは思いっきり日本語で会話を楽しんで欲しい!)

先生の話だと、外遊び中、日本人のお友達数人で遊んでいるところへ誰か1人外国籍の子が入ると英語に切り替わるそうです。外国人のお友達が来ても仲間外れにすることはなく、国籍で友達を選んでいるということはない、という嬉しいフィードバックを頂きました。

家で映画や動画を見る時には英語がいいと言います。これは小さい頃の習慣からくるものだと思います。

近所にある日本の幼稚園の前を通った時に、ふと「日本の幼稚園に行ってみたいと思う?」と聞いたことがあります。その時には「英語も出来る方がいい」と言われ、少しほっとしたのを覚えています。

※過去に家庭でできる英語教育の為にできることを記事にしています。

インター2年目:親の変化は?

親の私たちにはどんな環境の変化が生まれるでしょうか?

親も一緒に異文化体験ができる

2年にもなると顔見知りのママさん、パパさんも増え、親としてもしっかり自分の居場所ができます。学校以外のプライベートなお付き合いも増え、お互いの文化を共有し合う。海外にいるような感覚をずっと保つことができていてとても楽しい!

お弁当の中身や習い事の内容。お風呂は一緒に入らない、子供部屋を早い段階から作るなど子供との関わり方。日本にはない子育てアイディアを身近に聞けるのは幅が広がります。でも根本的にはみんな同じ、「我が子には幸せになって欲しい」が共通の願い。インターで国籍の違うママ友ができると、色々違うのに同じ方向を目指せる、というのが面白いところ。

子育てを通して異文化体験真っ最中です。

費用についても冷静に対応。家計に組み込む

最後にお金について。入学1年目は初めて見る請求書に驚愕でしたが、2年目ともなれば基本料金がいくらでどのタイミングで追加でお金がいるということがある程度分かってきます。

そこで我が家では1年の家計予算の中にばっちりインター費用を多めに入れこみ、いざという時にも焦らないようにしています。サマープログラムの案内が来た時も、予算まだ残っているから大丈夫だねという判断ができました。

インターは日本の幼稚園と比べると本当にお金がかかる。でもここでしか得られない環境はあると思います。インターに興味があるが「お金」だけが理由で諦めてしまっている方、是非一度、年間の家計予算を見直してみてください!

インター丸2年ですっかり生活の一部に

英語や国際交流の場として、インター生活もすっかり私たちの日常になりました。今の時代はインターは特別なことではなくなりました。選択次第で自身の生活に組み込むことができます。インターに興味のある方は是非こちらの記事も参考にしてください!

3年目も楽しみたいです!

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